田植え後一切除草しない有機稲作 今年も成功!!

田植え後一切除草しない有機稲作 今年も成功しました

昨年うまくいった方法を同じように今年も挑戦。今年も昨年と同じようにできるか不安でしたが、心配は無用でした。2年連続うまくいったことで、自信もつきました。田植え後は水管理だけすればいいので、楽ちん。今年は7反の作付でしたが、もしかしたら、もう少し面積を増やしてもいいかも。

田植え後一切除草しない有機稲作は栃木県野木町の舘野廣幸さんの方法を真似しています。具体的には以下の方法です。
 3回代かき(1、2回目の代かきで雑草を生やして、練り込む)
 成苗を水中田植え(水を張ったままの田んぼに45日前後の大きな苗を移植)
 深水管理(最後の代かきから一度も水を落とさずに深水で管理)
除草に関しては田植え後1ヶ月が勝負。アブノメという雑草はある程度生えたものの、なんとかなりそうです。田植え後、一回も草取りに入っていません。
代かきは3回。1,2回目でわざと雑草を生やします。植え代かき以降は絶対水を落としません。

 

1回めと2回めの代かきでこのように草をわざと生やします。

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水中田植えの様子。5センチくらい水を張ったまま田植えします。マーカーが見えないので、棒を目印に田植えをします。絶対に土を見せません。ポットの成苗を田植え。

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田植え後約一ヶ月の草の生え具合

コナギのような稲の生育に関係の有りそうな雑草は皆無。

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コナギが生えているところもなくはないけど・・・。ほぼ影響ないでしょう。

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舘野廣幸さんのYoutube動画が素晴らしいので、ぜひ、御覧ください。

面積換算で日本における有機農業のシェアはたった0.4%しかありません。稲作が有機農業に変われば日本は大きく変わると思う。農薬をまく手間もいらない、有機稲作!

新規就農でも有機稲作を経営の柱にできるような道を模索したいです。

我が家ではおんぼろの中古機械を導入し、有機稲作を経営の3分の1の柱の一つしようとしています。みのるポット苗の播種機と田植機、コンバインに乾燥機、籾摺り機や精米機など中古で揃えて、50〜100万円くらいの投資で始められそう。種籾代、床土代、機械代金など計算しても我家の場合、経費は1〜2割。

有機稲作を広めたい!

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田植え後一切除草しない有機稲作 今年も成功!!” に対して1件のコメントがあります。

  1. 穴井 泰之祐 より:

    お早う御座います。

    無農薬栽培約8年し、昨年仕事変わり激務となり、ひえだらけになり、クリンチャー2万位かけても、収穫激減で過去最悪でした。(農薬とは無縁でしたが)
    除草機屈指しても最終適には草に負けて、収穫もままならない状態が続いてます。
    カブトエビはいなく、卵をネットで買ったままです。(カブトエビ除草農法)
    米ぬかが一番効果有ったと思います。

    皆の様にきっちりした除草剤農法でやろうかと、検索してましたら所、目から鱗の書き込みに出会いました。
    取り敢えず何時もの30日苗(薄撒き)から、今季は成苗40日苗で植えようと考えておりました。
    タップリプール田植えは良い案ですね。
    微生物農法も大賛成です。

    田お越しも稲刈り後の方が良いのかな~と思い、今季から変更考えておりました。(早めに鋤き、田んぼ乾かす)
    今までしなかったのは稲刈り後たがやすと、田んぼの土のなかで雑草の種が守られと考えました。
    冬にそのままならば雑草の種が、霜で殺られるんじゃないかと思い、ずっとしてました。
    案の定土の上の種は死んでたのかもしれませんが、土の中の種が猛威をふるったのかもしれませんね?
    稗は穂があえる前に田んぼから引いて出してたのに、根負けしました。
    昨年はヘアリーベッチの種を撒くのと、石灰窒素も試しましたが、ヒエぼうぼう有り様です。
    無農薬~除草~、、、永遠のテーマでした。

    兼業農家でして、専業で食べて行けるのが理想です。
    素晴らしいサイトに出逢いたことに感謝します。

    ※関塚農場さんは未だお若い様ですね♪
    此れからも宜しくお願い致します。

    はいから農園 穴井

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