地域づくりセミナー「とちぎの宝カフェ」に参加してきました!

先月にあたる12月9日、栃木県主催の「とちぎの宝カフェ」という地域づくりセミナーに参加してきました。講演とワールドカフェのワークショップでした。

講演では、山梨県北杜市にて地域づくりで大成功している曽根原久司さんに「農村資源を活かした地域づくりのコツ」と題してお話ししていただきました。曽根原さんは私たちと同じようにIターンで山梨にて農村起業。曽根原さんが始めた農村体験イベントが都会の人の興味をそそり、6年後にはNPO法人「えがおつなげて」を設立。開墾や田植え、稲刈りなどのイベントを企業と連携して上手に運営しています。酒米を5反の田んぼで三菱地所の社員と一緒に無農薬で栽培。純米酒にして東京の丸の内で販売しているそうです。丸の内でしか購入できないそうですが、売り切れになるほどの人気商品だそうです。広告代理店の博報堂とも連携して開墾イベントなども行っているそうです。曽根原さんが移住したその地域は、典型的な限界集落なのですが、その地区の人口が今では2.6倍になっているそうです。

IMG_0175

曽根原さんはいろいろなことをマネージメントするのが上手なのだと感じました。いろいろなことを企画、運営して、どうやったらうまくいくのかを考えるのが得意なようです。

IMG_0191

講演の後はワールドカフェというアメリカ発祥の話し合いの手法を用いて栃木の地域づくりについて意見を出し合いました。ワールドカフェの日本における第一人者である、大川恒さんが講師。日本人は大勢の人の前で意見を言うのが苦手らしく、ワールドカフェというこの方法は日本人に向いているそうです。

この日のセミナーで大変多くの刺激をいただきました。私の住む佐野市秋山地区は典型的な限界集落ですが、地域活性化のために自分ができることを一所懸命考えていきたいと思います。

Follow me!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA