日本有機農業研究会全国大会in東京2015
3月７日8日と両日開催された日本有機農業研究会主催の全国大会に参加してきました。参加してきたというよりは、この大会の事務局長を仰せつかったので、運営側として携わりました。場所は渋谷の国学院大学でした。全国から300名を超える方に参加いただきました。
食や農薬、原発などに関するいくつかの基調講演、10個にわたる分科会、懇親会や種苗交換会などいくつものプログラムがありました。私は運営側でしたので、いろいろと気を揉むことが多かったのですが、いまは無事に終えることができてホッとしています。
講演や分科会に参加して、いろいろな発見や再確認などありました。しかしながら、なんといっても懐かしい人との再会や新たな出会いなどありました。
私自身も「有機農業のしごとと農民芸術」という分科会で「農山村における魅力ある有機農業のしごとと暮らし」と題してお話しさせていただきました。
日本において有機農業は面積換算でたった0.4%しかありません。99.6%は農薬や化学肥料を使った栽培で農産物は作られています。
私たちは有機農業の素晴らしさを知ってしまいました。安心・安全な農産物を生産するだけでなく、循環、自給、持続可能などをキーワードにした生き方や暮らしも有機農業の素晴らしさだと考えています。有機農業が少しでも日本に広がっていくように、たゆまぬ努力を続けていきたいと思いますので、皆さんにも有機農業を応援し続けていっていただけたら、ありがたいと思います。
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