梅しょう番茶
晩秋。山の木々が赤や黄色に染まり、朝晩冷え込むようになってきました。
深まりゆく秋を感じます。
朝晩の気温差が大きかったり、昨日まで暖かかったのに急に寒くなったり。
秋から冬への季節の変わり目、体調も崩しやすい時期ですね。
うちの長男も先日、臨海自然教室に行った先で風をひいてしまいました。
鼻風邪だったのですが、だいぶつらかったようです。
体調が悪くなると我が家のこどもたちは「梅しょう番茶作って」と言ってきます。
小さい頃から体調を崩すと、梅しょう番茶を飲ませてきたので、大きくなった今でも自分から飲みたい、と言ってきます。
梅干しをよく潰して、しょうゆ、生姜汁を加えてよく混ぜ、熱い無農薬の番茶をさしたもの。
無農薬の梅、自然海塩で漬け込み、赤しそを入れて土用干しした梅干しは、アミグダリン(抗がん作用がある)を多く含み、殺菌力があります。
陽性が強く、体を温めてくれます。また血液浄化、疲労回復などの作用もあるそうです。
体の代謝がよくなり、体が温まります。
風邪のひきはじめは体が冷えているので、まず温めること。
それから、風邪をひく、ということは内臓が疲れて免疫力が下がり、風邪をひいてしまったのですから、とにかく少食にして、よく噛んで食べる。絶食にすればなお回復が早まる、というのが私の経験から感じていることです。
葛やねぎ、味噌、大根などもいいです。
いずれにしても、内臓を休める、ということが重要です。
もちろん、体を休めることです。
詳しくは、東城百合子さんの「自然療法」や大森一慧さんの「一慧の穀菜食手当法」などの本に書かれています。ぜひご一読ください。
お湯を注いで飲むだけの梅醤のもとも市販されてます。
佐野市のセーフティショップまなべさんで購入することができます。