先日、長男、次男が通う小学校のこどもたちが田植え体験にやってきました。

全校生徒25人と校長先生、教頭先生を始め、先生方8名も田んぼに入り、みんなで並んで田植えをしました!

 

この小学校で受け継がれている「水木の田植え歌」という寸劇があります。

田起こしから肥料まき、籾振り、田植え、草取り、稲刈り、脱穀、選別という一連の米作りの作業を、水木地区に伝わる田植え歌に合わせて寸劇にしたものです。

小学校の収穫祭や地域のお祭りなどのほか、市の文化会館などでも披露する機会があります。

この田植え歌を演じるにあたって、実際に田んぼの仕事を体験したいということで、こどもたちは毎年、田植え、稲刈りの体験を学校の借りる田んぼでしてきたのですが、今年は縁あって、関塚農場で体験してくれることになりました。

あいにくの曇り空でしたが、こどもたちには関係なし。高学年の子たちはさっさと田に入っていきます。

おそるおそる冷たい水に足を踏み入れる一年生。

田植えよりもオタマジャクシやカエルをおいかける子もいる中、

田植え歌の演技のとおりに自分の足跡で深くなった足元を手でならしながら、順調に稲の苗をさしました。

 

田から上がる時、5年生の女の子が、あ〜、楽しかった〜!と言っていたのがとても嬉しかったです。

 

小学校に入る前は、みんな泥遊びをしたり、草花を摘んだり、アリやダンゴムシなどのどこにでもいる虫をじっと見たりしますね。

でも、小学校にあがると、ゲームをしたり、スポーツをしたり、勉強したり?

自然に触れる機会が減ってしまいます。

でも小学生だからこそ、いろんな勉強したり、本を読んだりした年齢だからこそ、気づくこと、感じること、たくさんあると思います。

農作業の中には得るものがたくさんあると思います。

感性と想像力、創造力が必要で、頭と体と感覚を使わないとできないことがいっぱいあります。

やりながら体が覚えていきます。

例えば田植え。

水に足を入れると、水の冷たさ、泥の感触、石があたる痛さも感じます。

泥に足をとられるとバランスを崩します。転ばないように足を踏ん張ります。

ずっと腰を曲げていると疲れます。疲れないようにするにはどうしたらいいか。すばやく植えればいいんです。

すばやく植えるためにはどうしたらいいのか。苗を持つ手で次の苗を用意します。

等々。

回を重ねるごとに、経験からこうしたらこうなる、ということがわかるようになります。

ここのこどもたちは、こんな自然いっぱいの環境に暮らしているので、これからもたくさん自然にふれて、この自然に対する恩恵や畏怖の念をたくさん感じてほしいな、と思いました。