有機農業ネットワークとちぎという団体の講演会を主催者側として参加してきました。福島で有機農業を実践している浅見彰宏さんに講演していただきました。講演のタイトルは「ふくしま」の経験から見えた有機農業の可能性でした。

 

浅見さんはサラリーマンを経て、埼玉の有機農家で研修し、福島で1996年に就農しました。米、野菜、卵を生産しています。私たちと同じようなことを実践していて、何年か前から知り合いということもあり、親近感のある方でした。

有機農業のこと、地域のこと、原発事故以降のこと、これからのことなどいろいろと話していただきました。

最近では豚も飼い始めたということで、豚の話が強烈に印象に残りました。いつかは豚を飼いたいと思っているからかもしれません。現在は3頭の豚を飼い、肉を購入したい人を募り、販売しているそうです。

また、地域での活動も活発にされていました。例えば、田んぼに引く堰の管理が地元だけではなかなか出来ないということで、都会の人も巻き込んで、管理をする方法を実践していらっしゃいます。その堰でできたお米を使って日本酒も作っていて、堰を管理する人たちなどに販売されているそうです。

原発事故では顧客離れや資源循環の否定などについて悩み、有機農業のあり方を問い直すきっかけになったそうです。更なるたくましい生産者になるべく、いろいろな取組みにも挑戦していらっしゃいます。

いろいろと考えさせられる講演会でした。遠く福島からお越しいただいた浅見彰宏さんに感謝、感謝です。

浅見彰宏さん、本も出版されています。興味のある方はどうぞ、ご一読ください。