2017年3月6日(月)、第10回目となる、山の畑の料理教室を開きました。もう10回にもなると、今気づきました(笑)。

3月上旬。畑には野菜が少なくなってくる頃です。初冬に収穫、貯蔵した白菜や大根などもそろそろ終わり、葉物類も春の花を咲かせようととう立ちを始めます。貯蔵してある里芋やじゃがいもや畑で冬を越した人参やごぼう、ねぎも新しい芽を出す準備を始め、少しずつ味が変わってきます。今、自然の中である野菜を大事に食べつなぐ。それがこの季節らしい料理なのだと思います。

さて、そんな中で開いた料理教室。久々ということもあってか、10名もの方が参加してくださいました。今回は男性が3名。小さなお子様を連れてご夫婦で参加してくださった方も。

毎回のことですが、山の畑の料理教室では、とくに難しい料理を作るわけではありません。農薬も化学肥料も使わず、自然の中で育った穀物や野菜そのものの味を味わう料理を作ります。伝統的な製法で作られた調味料を使って、素材の味を引き出します。

 

 

今回使った野菜たち。

大根(畑に埋めて貯蔵しておいた)

エシャロット(早春の味、根も葉も食べられる)

汐止め晩生ねぎ(分けつねぎで柔らかく葉までおいしい)

大浦太ごぼう(太くなっても香りよく柔らかい)

マチルダという晩生のじゃがいも(今が味が濃くて甘い)

人参(甘い!)

京菜(市販の京菜(水菜)とは全く違う姿と味、歯ごたえ)

里芋(秋山ではとてもよくできて粘りは強いですがほっくりしている)

見た目は良くないものもありますが、農薬も化学肥料も使わず、じっくり自然の中で育った個性ある野菜たちを使った今回の献立は

黒豆ごはん(薪釜炊き)、白米(鍋炊き)、煮干しだしの味噌汁、揚げ出し野菜(かつお、昆布出し、醤油、みりんのめんつゆ)、じゃがいものマッシュ、大根と京菜のサラダ、ごぼうのバルサミコ酢、ねぎの生姜風味、ふわふわ卵

我が家での普段使いのおなじみの調味料。この中からはしょうゆ、菜種油、海の精、かつおぶしを使いました。

 

自分の手で暮らしを作り、できるだけ自然を壊さず生きていきたいという想いで15年前に有機農業を始めました。15年の暮らしの中で、少しずつ形が変わってきた部分もありますが、今もそのことを一番大事に思っています。その想いが自然の中で土を耕し、楽しく、面白く、豊かに、健康に暮らすことにつながっています。

最近、関塚農場のような暮らしをいいなと思ってくださる方がたくさんいらっしゃいます。みなさんが田舎暮らしをしたり、有機農業をしたり、自給自足したりすることは難しいかもしれません。でも、日々のひとつひとつのことを丁寧に、自然に寄り添うように選択していくことが、気持ちよく暮らすことにつながっていくのではないかな、と思っています。

山の畑の料理教室に来てくださった皆さまにいつも食事のあと感想などをいただくのですが(ちょうどこの時滞在してくれた大学生二人の女の子も)、今回も励まされました。(この料理教室のような料理の仕方を革命的だった!と表してくださった方もいらっしゃいました!)

これからも頑張りたいと思います。ありがとうございました。