有機農業ネットワークとちぎ 夏の見学会2016に参加して 民間稲作研究所&上野長一

7月23日(土)に有機農業ネットワークとちぎ主催の夏の見学会に主催者側として参加してきました。今回は有機稲作を中心ということで、民間稲作研究所と上野長一さんの2ヶ所の農場を見学させていただきました。

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民間稲作研究所は全国的にも有名で、有機稲作の基礎を築いてきたところです。代かきの工夫、深水管理、成苗、抑草ペレットなどを活用して、除草をしなくても大丈夫な有機稲作の技術を確立しています。この技術を各個人や興味のある各自治体などにも拡める活動をしています。福島原発事故以降は、グリーンオイルプロジェクトと称して、油科植物(大豆、菜種、ヒマワリ、エゴマなど)を栽培して、放射性物質の汚染のひどいところでも営農していけるように工夫を提案していらっしゃいます。力強い稲を見学させていただいて、稲作の技術をもっともっと磨きたいなと感じました。

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次の上野長一さんのところでは、53種類のお米を同じ田んぼで栽培するという前代未聞の「いろいろ米」を栽培したり、ライ麦を栽培したりしていました。珍しいお米の品種を集めるのがお好きなようでなんと560種類もの(56種類ではありません。560種類です!)お米の種を保有していて、しかもそのお米を毎年種取りしているそうです。その種取りをしている田んぼを見学させてもらいましたが、赤や白、黒色など色とりどりのお米があり、見ているだけでも楽しかったです。ウルチやモチ、赤米、黒米、緑米、酒米、アフリカのお米など実に様々な種類のお米が存在するのだなと思いました。同じ栃木県のこんな近くに偉大な大先輩たちがいてくれて、これからもいろいろと教えていただきたいと感じた次第です。

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稲作について、知らないことばかりで勉強しなければと痛感した日になりました。刺激を大いに受けました。

 

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